地球温暖化防止と節電に役立ててもらうため、茨城県高萩市はキュウリなどの種を無料配布し、「緑のカーテン」を広めるコンテストを実施する。種は22日から市役所総合受付か環境市民協働課で配布する。
「緑のカーテン」は、夏にかけて伸びるキュウリやゴーヤ、アサガオなどのつる性の植物で作られ、直射日光を遮り、室内の温度を下げ、暑さを和らげる効果が期待される。
同課は「電気料金が高騰する中で節電になり、野菜であれば食べることもできる。家計に優しい」とメリットを強調する。
同コンテストは、今回が15回目。応募対象は、市内の個人や企業などで、カーテン状の植物であれば種類は自由。評価基準は、美しさや遮蔽(しゃへい)度など5項目。入賞者には表彰状と副賞としてガーデンキットが贈られる。
応募は9月30日まで。カーテンの大きさや効果などのエピソードと写真を添付し、メールか郵送、または同課に持参する。問い合わせは同課(電)0293(23)7031。