キショウブ500株が見頃、珍しい白花も ハナショウブは来月か、京都・長岡京

見頃を迎えたキショウブ(長岡京市天神2丁目・西池)

 立夏(5月6日)に合わせ、キショウブの花が京都府長岡京市天神2丁目の八条ケ池の西池で、昨年より10日ほど早く見頃を迎えた。アヤメとカキツバタは、さらに開花が早く終盤となっており市民を驚かせている。

 西池には、キショウブ約500株やアヤメ約300株、カキツバタ約60株がある。ハナショウブも西池と中堤南西角の2カ所で約1800株があり、来月初めに開花しそう。

 現在、キショウブは日ごとに花数を増やしている。その中には色素が形成されなかった珍しい白花も。市商工観光課は「見頃は今月下旬ごろまで」と話す。

© 株式会社京都新聞社