贅沢に牡蠣を7個も使った「広島名物牡蠣一番」の絶品ランチ|広島市中区

広島のソウルフード、お好み焼きに並ぶ人気のグルメ「牡蠣」。

生に焼きにフライに…それぞれ違った魅力がありますよね。

そのすべての料理が食べられるお得なランチが、広島市の中心部にあるのをご存じですか?

今回は、牡蠣好きの編集部が「広島名物牡蠣一番」の牡蠣ランチを取材してきました。

牡蠣づくし

牡蠣づくし 1,650円(税込)

ランチ利用のお客さんのほとんどが注文するという「牡蠣づくし」。

焼きガキとカキフライ、カキ飯のほか、カキのお味噌汁と、全部で牡蠣を7個も使用した、まさに牡蠣尽くしのメニューです。

カキ飯

カキ飯

ぷりっぷりの牡蠣が2個乗ったカキ飯は、ご飯からも牡蠣の香りがしてきます。

ご飯はところどころにおこげができており、香ばしさも◎。

醤油の風味をまとった牡蠣は、食欲を刺激してくれますよ。

焼きガキ

焼きガキ

ふっくら蒸し焼きにされた焼きガキは、レモンを絞っていただきます。

牡蠣独特の臭みもなく、さっぱりとした後味が特徴です。

磯の香りが強くないので、初めて牡蠣を食べる人も食べやすいとのこと。

カキフライ

カキフライ

サクっとした衣とプリっとした身の食感が面白いカキフライは、自家製タルタルソースと合わせていただきます。

卵やピクルス、玉ねぎなど具材たっぷりのタルタルソースは酸味が控えめ。

牡蠣との相性が良く、鼻に抜ける牡蠣とソースの香りがたまりません!

カキが1個入ったお味噌汁は、シンプルでほっとする味わい。

ほかにもお刺身と小鉢2種がついており、贅沢な内容になっています。

ランチメニューの提供は11時から15時までですが、取材に訪れた日も15時ギリギリまで牡蠣づくしを注文されるお客さんで賑わっていましたよ。

焼きガキ・生ガキ

焼きガキ・生ガキ 1個385円(税込)※1人3個以上注文で1個330円(税込)

ランチタイムでも次々に注文が入っていたのが、焼きガキと生ガキの単品注文。

毎朝、広島中央市場で直接買い付けしている牡蠣が食べられるとあって、ランチにプラスで注文することも珍しくないのだそう。

今回は生ガキ6種類いただきましたが、焼きガキのグラタンも人気とのこと。

手前左から いくら(+300円)、梅かつお、カクテルソース / 奥左から 山形ダシとのコラボ、プレーンレモン、ネギ紅葉おろしポンズ

オーソドックスな「プレーンレモン」は、牡蠣の濃厚なミルク感とつるんとした喉ごしを楽しめる一品です。

甘さにくわえてピリッとした刺激もある「カクテルソース」に、後味が爽快な「梅かつお」、粘り気のある昆布ときゅうりの食感が独特な「山形ダシとのコラボ」、さっぱりしてビールによく合う「ネギ紅葉おろしポンズ」、磯の香りが口いっぱいに広がる「いくら」と、個性豊かなラインナップになっています。

いずれもつるんとひと口で食べられ、暑くなってくるこれからの季節にぴったりの喉ごしです。

ビールと合わせて味わいたいですね。

2023年1月オープン!連日大盛況は草津の牡蠣に秘密アリ!?

オーナー 矢筒友英(やづつともひで)さん

2023年1月20日にオープンした「広島名物牡蠣一番」は、連日多くのお客さんで賑わっています。

人気の秘密とこだわりの牡蠣についてオーナーの矢筒友英さんに伺ってきました。

1日に500個は出る牡蠣はオーナーのこだわりを厳選

お店をオープンする前から牡蠣を使った飲食店を経営していたという矢筒さん。

元々牡蠣に関しての知識や経験が豊富だったそうです。

「お店で使う牡蠣は、毎朝草津港から買付けした新鮮なものを用意しています。1日に500個は売れていますが、これでも足りないくらいなので必然的に毎朝新鮮なものを入荷することになりますね」と、話してくれました。

草津港を出発し船で20分ほど進んだ沖合に、お店で使っている牡蠣の養殖場があります。

実際に船に乗って牡蠣の養殖場を見に行ったこともあるそうです。

「草津の牡蠣はとにかくおいしいんです。牡蠣ならではの臭みが少なく食べやすく、エグみがないのでほかの産地のものと比べると食べやすいと思いますよ」

矢筒さんが話す通り、食べやすくするりと喉を通る牡蠣なので、いくらでも食べられそうな気がします。

「気温や天候で広島県の牡蠣は不作が多かったようですが、草津の牡蠣は”奇跡”と言われるくらい豊作でした。たくさんお客さんに提供できるので良かったです」とのこと。

草津港沖は牡蠣養殖の発祥と言われているそうで、地元の漁師さんの経験値の多さが、豊作の理由かもしれませんね。

おいしさは国を超える!お客さんの2割以上は外国からの観光客

ランチメニュー

お客さんの層はまちまちで、平日の昼間はサラリーマン、休日はファミリーと、どの層も入りやすい店内の雰囲気が魅力。

また、最近では外国人観光客が2割ほどいるそうです。

「ランチは15時までと遅くまで提供しているので、客足は途絶えませんね。お好み村1階という立地も、観光客やビジネスで利用する人の目に留まりやすく立ち寄りやすいのかもしれません」とのこと。

ランチメニューには「お子様ランチ」もあるため、子連れでも来店しやすいのは魅力ですね。

広島名物牡蠣一番の基本情報とアクセス

広島市電「八丁堀」からPARCOを目指して約3分歩きます。

PARCO前のお好み村1階に広島名物牡蠣一番があります。

●広島名物牡蠣一番

広島名物牡蠣一番・外観

ビール片手に牡蠣を堪能する人の明るい雰囲気が店外にも伝わる「広島名物牡蠣一番」。

新鮮でおいしい牡蠣が食べられるとなると、ランチから一杯いきたくなりますね。

「牡蠣づくし」は、さまざまな牡蠣料理を堪能できるランチタイム限定の贅沢な内容になっています。

ぜひ、お腹をすかせて食べに行ってくださいね。

ライター/丸山希

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