「総力を結集する」G7広島サミットまで1週間 警備は24時間体制

広島サミットまで、あと1週間となりました。警備が強化されているきょう(12日)の県内各地の状況です。

家森亮 記者
「来週、広島市で開催されるG7広島サミット。警察は『総力を結集する』として、全国から派遣された部隊が警備にあたっています」

警察は、サミット警備にあたる特別派遣部隊の規模は明らかにしていません。ただ、広島市を中心に、全国から集まった警察の車両を頻繁に見かけるようになっています。

広島空港では警察官による巡回のほか、コインロッカーの使用が制限されるなどの対応がとられています。

広島空港から会場は50キロ近くあるため、首脳たちが移動する際は高速道路も大規模な交通規制が行われる予定です。

家森亮 記者
「会場のホテルは関係者以外の立ち入りが禁止されています」

サミットの主な会場周辺では、海上保安庁による「海の警備」も実施されています。来週からは住民や事業者以外の入域が制限される予定です。

厳重な警備は24時間体制です。

G7首脳は、サミット期間中、平和公園を訪問する予定です。

家森亮 記者
「メーン会場から続く道路では、要人警護の訓練が繰り返されています」

公園は立ち入り箇所が制限されるなど、警備はより厳重になっています。

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