「連島ごぼう」の出荷本格化/倉敷市連島町地区で出発式【倉敷市】

倉敷市連島町の特産品「連島ごぼう」の出荷が本格化し、市内にあるJAの出荷場で5月12日、出発式が行われました。
新型コロナウイルスの影響で生産者全員が出席した出発式は4年ぶり。順調な販売を願い、「ガンバロー」と気勢を上げました。
連島ごぼうは倉敷市連島町の農家24戸がおよそ12ヘクタールで栽培。長さのそろった白い肌が特徴で、柔らかく甘みがあります。岡山県内で唯一、地域ブランドを保護する国の「地理的表示保護制度」に登録されています。
この日は5キロ入り400箱の計2トンがトラックに載せられ、中四国の各地に出荷されました。
JA晴れの国岡山によると、今年は種付け後の管理や肥料を改良したことから、去年より1割ほど多いおよそ300トンの出荷を目指しており、およそ1億8000万円の売り上げを見込んでいます。

© テレビせとうち株式会社