告知を受けた瞬間に『どん底に落ちる』 がんの友人に対して申し訳なく思っていること 両側乳がんになりました194

次の誰かのために、と綴っています。

告知を受けた瞬間に『どん底に落ちる』

9人にひとりが乳がんと言われるいま。周りを見渡すと学生時代の友人にサバイバーが多くなってきました。

そのひとりと会ったのですが、どんなに初期でも告知を受けた瞬間にどん底に落ちる、と。そこからどうアベレージに近い状態に上がってくるまでが勝負なのかもしれない、というのです。

実は共通の若年性の乳がんサバイバーAさんがいて、り患前の彼女はAさんには病気に関しては触れづらく、どうしていいのかわからず、声もかけられなかったというのです。

でも自分がり患したらAさんに急に会いたくなって、話したくなって、、これまでの自分を申し訳なく思ったと。逆の立場になって初めてわかることもあります。

とても気持ちがわかります。

私自身もですが、やはり普通に接してほしいという方が多いと思います。病の話もするけれどもそれ以外の話も普通に。病だけに支配されたくない、そんな思いをしている方が多いような気がします。

ただ、サバイバーであってもその人によってやっぱり違う。自分自身の考えがそれでいいのか、考える日々でもあります。

『がんと働く』を考えるイベントが生まれました

年間およそ90万人ががんと診断される現代。自分が、家族が、身近な人・職場の人ががんになった時どうすればいいのでしょうか。

あらかじめ備えていただきたい、と人事担当の方やご家族がり患している、また検診で要再検査になって心配だ、という方などあらゆる方に聞いていただきたいです。患者となって出会った女性たちと語り合います。特に今回の文脈にもありましたように「上司」が大事、です。

おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える を蔵書くださった札幌市図書・情報館さんとのご縁で実現しました。オンラインとリアルがあります。

ありがたいことにすでにたくさんの方にお申込みをいただいております!

必要な方に届きますように。

日時:2023年5月20日(土)13:30~15:30
会場:札幌文化芸術交流センター SCARTS SCARTSコート
HTB北海道テレビ 東京支社編成業務部長 阿久津友紀
株式会社北洋銀行 ローン統括部調査役 藤原紗矢郁
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対面:先着50名
オンライン:定員なし
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