大の里、日体大先輩と対戦 アマ横綱、14日初土俵

大の里

  ●大相撲夏場所初日取組

 2年連続アマチュア横綱で幕下10枚目格付け出しの大の里(本名・中村泰輝、津幡町出身、二所ノ関部屋)が大相撲夏場所(両国国技館)初日の14日にデビュー戦に臨み、日体大の2学年先輩にあたる東幕下11枚目の石崎と対戦することが決まった。所要1場所での関取昇進も期待される大器の初土俵に注目が集まる。

 大の里は192センチ、177キロの体格を生かし、一気に前に出る圧力と、突き、押しが魅力。春場所後の稽古では元大関の高安とも互角の相撲を取るなど、実力は折り紙付きだ。

 石崎は、高砂部屋では朝乃山(富山市出身)に次ぐ番付で、最高位が幕下筆頭の実力者。学生時代に胸を合わせた先輩を相手にどんな相撲を見せるか、角界からも熱視線が注がれる。

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