大槌町で個人情報566件流出の恐れ パソコン2台がウイルス感染

 大槌町は12日、上下水道課の公用パソコン2台がコンピューターウイルスに感染し、566件の個人情報が流出した恐れがあると発表した。不具合は修正済みで、被害相談などは寄せられていない。

 町の発注工事や委託業務などで取引があった個人・業者の名前、住所、電話番号や口座情報が含まれていた。対象者には1日、謝罪文書を送付した。

 感染したのは経理や決算処理を行う専用パソコン。使用する民間のソフトウエアが4月24日に起動できなくなり、開発元の点検でウイルスによるデータの書き換えが原因と判明した。

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