本県農家ら、侵入警戒 韓国で4年ぶり口蹄疫

宮崎ブーゲンビリア空港のターミナルビル1階出入り口に設置された防疫マットに消毒液を散布するスタッフ=12日午後、宮崎市

 韓国で4年ぶりに口蹄疫が発生したことを受け、2010年に牛、豚など約30万頭を殺処分するなど、甚大な被害を受けた県内の農家らは本県への侵入に危機感を募らせている。2000、10年の本県での発生前も韓国での発生が確認されており、農家らは「二度と口蹄疫を発生させない」と警戒を強める。一方、発生から13年が経過し、防疫意識が薄れていることも懸念され、関係者は「いま一度防疫を徹底していく」と気を引き締める。

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