【ワシントン共同】南アフリカの国際関係・協力省は現地時間12日、南アがロシアに対して秘密裏に武器提供した情報があると発言した米国のブリゲティ駐南ア大使を呼び、不快感を伝達した。他国への武器輸出に対し、厳格な手続きを設けていると反論した。同省が発表した。
ブリゲティ氏はツイッターで、南アのパンドール国際関係・協力相と協議したと説明し「私の発言で生じた、誤った印象を訂正した」と明らかにした。
一方、米国務省は、ブリンケン国務長官が12日にパンドール氏と2国間関係を巡り意見交換したと発表した。ブリゲティ氏の発言も議題に上ったとみられる。