安全・安心の拠点完成 老朽化の交番建て替え 「新交番で全力注ぐ」/岡山・勝央町

老朽化などに伴い建て替えた岡山県警美作署勝間田交番の開所式が10日、同県勝央町岡の同交番で行われ、地元や警察関係者ら約20人が落成を祝った。

地域住民の利便性や安全・安心の拠点としての機能を強化するため、旧交番(1986年建築)の敷地内に新築した。鉄骨造2階建てで、延べ床面積約140平方メートル。視覚障害者用誘導ブロックや自動ドアの設置など、ユニバーサルデザインに配慮するとともに、来所者用の相談室や女性警察官専用の休憩室を設けた。2月20日から運用を開始している。

式では松永雄一署長、丸本一城県警本部地域部長が「新交番を拠点に、安全で住みよい地域づくりに全力を注ぐ」とあいさつ。水嶋淳治町長ら来賓祝辞に続き、勤務員を代表して松山幸治巡査部長が「より一層団結し、誠心誠意業務に取り組む」と謝辞を述べた。

同交番は町内14地区(約3700世帯、人口約1万200人)を担当する。

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