大崎上島で、島の特産品ブルーベリーの出荷が最盛期を迎えています。
大崎上島町にある神峯園は、西日本で初めてブルーベリーの栽培に成功した農園で、18年前から県内で唯一、ハウス栽培のブルーベリーを出荷しています。
現在では、53戸の農家が農事組合法人を作って生産に携わっています。
この時期に収穫しているのは「南部ハイブッシュ」という品種で、風味がよく程よい酸味が特徴です。
摘み取られたブルーベリーはやわらかいため全て手作業で選別され、100グラムごとにパック詰めされます。今年の味はばっちり、とはいえ、困っているのは、燃料費なんだそうです。
農事組合法人 神峯園 横本愁樹代表理事)
「燃料の高騰でちょっと困っていますが、そこは頑張ってやるしかないんですが。ちょうどこのハウスのものが旬なので、この美味しい時期に食べて頂きたいです」
ハウス栽培のブルーベリーは、来月中旬頃までにおよそ800㎏が出荷されるということです。