ツイッターを運営するX社のイーロン・マスク氏は12日、自身が務めていた最高経営責任者（ＣＥＯ）の後任に、米メディア大手ＮＢＣユニバーサル（ＮＢＣＵ）の広告部門トップ、リンダ・ヤッカリーノ氏を起用すると発表した。マスク氏は会長兼最高技術責任者（ＣＴＯ）となる。新体制への移行は６週間後になる見込み。
ヤッカリーノ氏はNBCUに12年在籍した広告責任者で、配信サービス「ピーコック」の立ち上げなどにも携わってきた。昨年10月にツイッターを買収したマスク氏は、12月に自らのツイッターアカウントで行ったアンケート結果を受けて新たなCEOを探すと宣言。11日にはCEOには女性を起用することを明言していた
また、マスク氏は４月に愛犬フロキが新CEOだとして「私はツイッターのCEOではない。私の犬がツイッターのCEOだ」などと話していた。この珍妙なコメントをする前の２月には人間の服を着たペットの写真を連続ツイート。「彼は数字に強いんだ」とコメントするなど、同社のCEO人事が“話題”となっていた。
（BANG Media International／よろず～ニュース）
