横浜FMだけじゃない!胸に『NISSAN』を付けた海外ユニを知っているか

2023年でJリーグ30年目を迎えた横浜F・マリノス。ユニフォームの胸スポンサーは「NISSAN(日産自動車)」で有名だ。

日産といえば世界的な自動車会社だが、実は同社のロゴを付けるサッカーチームは思いのほか少ない。

ここでは、そんな数少ないNISSANロゴを付けたユニフォームをご紹介しよう。

グラスホッパー

グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ 1986-91 adidas ホーム ユニフォーム

今季は川辺駿、瀬古歩夢、原輝綺と3人の日本人選手が所属するスイスの名門グラスホッパー。1985年から92年まで胸に「NISSAN」ロゴを付けていたが、その間に2度のリーグ優勝とUEFAカップウィナーズ・カップを獲得している。

ソル・デ・アメリカ

ソル・デ・アメリカ 2021 Kyrios ユニフォーム

1部リーグ優勝2回の経験があり、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでは1989年大会でベスト8入りを果たしたこともあるパラグアイのソル・デ・アメリカは、最近の3シーズン(2019-21)で「NISSAN」ロゴを付けていた。

ユニは青がホーム、白がアウェイ、黒はGK。胸部(腹部?)には他にもスポンサーロゴがあるのでメインがどれなのかは不明だが、センターは「NISSAN」だ。

コーク・シティ

コーク・シティ 2004-05 O’Neills ホーム ユニフォーム

アイルランドの名門で緑がトレードマークのコーク・シティ。2004年から06年まで胸に「NISSAN」ロゴを付けていた。

このキットを着た2005シーズンは13年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた。そんな思い出深いユニはファンの人気も高く、2020年に復刻版が発売されている。

St.パトリックス

セント・パトリックス・アスレティック 2012 Umbro ホーム ユニフォーム

コーク・シティと同じアイルランドのクラブで首都ダブリンがホームタウン。「NISSAN」との契約は2010年から12年までで、このキットが最後の同社スポンサーロゴとなった。ユニデザインはUmbroお得意のレトロスタイル。

ユトレヒト

ユトレヒト 1983-88 Puma ホーム ユニフォーム

今季は前田直輝が所属し、かつては高木善朗(現アルビレックス新潟)もプレーしたオランダのユトレヒト。「NISSAN」との契約は1982-83~91-92シーズンまでの10年間と長く、これは欧州のクラブチームでは最長と思われる。

クラブの数少ない獲得タイトルのひとつは、このユニ時代のKNVBカップ(1984-85)だ。

ナッシュビル

ナッシュビルSC 2019 Under Armour ホーム(黄)&アウェイ ユニフォーム

現在はアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するナッシュビルが、まだUSLチャンピオンシップで戦っていた時代のユニフォーム。

翌2020年からMLSへ戦いの舞台を移し、同時に2017年からの胸スポンサー「NISSAN」との契約も終了となる。

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テネシー州ナッシュビルには日産自動車の北米拠点があり、この地には日産が命名権を取得し一時期チームもホームとして使用した「ニッサン・スタジアム」がある。

この地球上にはナッシュビルと横浜に同じ名前のスタジアムが2つ存在するのだ。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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