セリエBのパルマは4日、新たにPumaとのパートナーシップ締結を発表した。
契約は2023年7月1日から実施。契約期間については「複数年」とだけ伝えている。17日に開催されるイベントにて詳細が公表されるようだ。
なお、これにより現在のErreaとの契約は今季限りで終了となる。
パルマとPuma。両者のパートナーシップは今回が初めてではない。
セリエA初昇格ながら快進撃を見せ“ミラクル・パルマ”と呼ばれた90年代。1995年から98年までの3シーズンで共に戦っているが、96-97シーズンはタイトルこそ逃したもののセリエAをクラブ史上最高となる2位で終えている。
PumaはUmbroやLottoともに90年代セリエAでのパルマ躍進を象徴するブランドなのだ。
そんな90年代「前Puma期」のユニフォームとは一体どんなデザインだったのか。このブランドが残した2つのホームキットをご紹介しよう。
1995-97 ホーム
パルマ 1995-97 Puma ホーム ユニフォーム
選手:ジャンフランコ・ゾラ
ゾラやエンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、ファビオ・カンナヴァーロといったレジェンド選手も袖を通したユニフォーム。袖のグラフィックが独特なこのキットを着て96-97シーズンはセリエAを2位で終えた。
最近では女子チームがこのユニフォーム(の袖デザイン)をモチーフにしたキットを着ている。
1997-98 ホーム
パルマ 1997-98 Puma ホーム ユニフォーム
選手:エルナン・クレスポ
95-97モデルとは異なりシンプルなスタイルを採用。このシャツは当時のPumaのテンプレート的なもので、クラブチームや代表チームで使われていた。
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パルマは今季のセリエBで現在昇格プレーオフ圏の6位に付けているが、仮に昇格となれば26年ぶりにセリエAの舞台で「パルマ×Puma」が復活を果たすという胸熱の展開となる。
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