「自慢の一皿」鼻と舌で堪能 カレーパーク盛況

スパイスが香る会場で各店自慢のカレーを味わう来場者=しいのき迎賓館の「石の広場」

 かなざわカレーパーク2023(しいのき迎賓館、ケィ・シィ・エス主催、北國新聞社特別協力)は13日、しいのき迎賓館の「石の広場」やしいのき緑地で2日間の日程で始まった。来場者はスパイスの香りが漂う会場を巡り、鼻と舌で各店自慢の一皿を堪能した。

 石川の7店に加え、東京と大阪、福井、静岡、宮崎、大分の店が出店した。埼玉の大学も薬膳カレーを並べ、バターチキンカレーや豚骨黒カレー、インドカレーの香りが立ちこめた。

 来場者は購入したチケットで、JAグループ石川が提供した県産コシヒカリのライスを受け取り、各店舗で気に入ったルーを選んだ。野々市市から親と訪れた蟹由恭輔ちゃん(4)は「ちょっと辛かったけど、外で食べるとおいしかった」と話した。

 6月2日に全国公開する映画「スパイスより愛を込めて。」のPRで、主演の中川翼さんと瀬木直貴監督が開幕宣言し、特別ブースが設けられた。

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