県内を拠点に活動するジャズバンドが一堂に会す「山形ジャズサミットin文翔館2023」が13日、山形市の文翔館議場ホールで開かれた。4年ぶりの開催で、来場者は心地よいジャズの世界にどっぷりと浸った。
これまでで最多となる15バンドが参加し、10代~70代の総勢約60人が出演した。それぞれ30分の持ち時間でスタンダードナンバーやオリジナル、アレンジ曲などを披露。ピアノ、ベース、ドラムを基本にした3~10人編成で、中にはオカリナやクラリネットなどを交えた珍しい編成もあった。来場者は体を揺らしたり、リズムを取ったりしながら、多彩なジャズの音色を楽しんでいた。
ジャズプレーヤーや愛好家でつくる実行委員会(相沢栄委員長)が1999年から開いており、21回目。