京都サンガ、リーグ戦3連敗 オウンゴールで不運な失点、14位に後退

C大阪に敗れて肩を落とすサンガイレブン(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは14日、サンガスタジアム京セラで第13節のC大阪戦に臨み、0-1で惜敗した。曺監督体制で初めてのリーグ3連敗となり、勝ち点は13のままで、順位は13位から14位に落ちた。

 サンガは序盤からホームサポーターの後押しを受け、押し気味に試合を進めた。しかし前半26分、自陣右サイドの相手のクロスがゴール前で井上に当たってコースが変わり、さらにポストの跳ね返りがGK若原に当たってオウンゴールとなる不運な失点を喫した。

 相手が引き気味に守る中、後半開始から一美と谷内田を入れて攻撃を再活性化。特に豊川が何本もシュートを放ち、同35分には枠を捉えたが、GKの好守に阻まれた。

 曺監督は「サポーターの応援に心を震わせ、絶対勝たせるんだという思いがあっただけに、申し訳ない。プロスポーツである以上、勝ち点3以上の喜びはない。下を向くような試合ではなかったが、だからこそ勝ち点3を取れない悔しさがすごくある」とコメントした。

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