細野豪志 衆院議員の静岡5区支部長就任案を了承 自民富士支部「条件面で合意とりつけ」

吉川赳衆議院議員が自民党を離党して支部長不在のままの静岡5区をめぐり、自民党県連の富士市富士支部は5月14日、細野豪志衆院議員と支部の代表者で会合を持ち、細野議員を支部長とする静岡県連の案について了承しました。

14日、富士市内の自民党富士市富士支部には支部の役員や県議、市議など約20人が集まり、細野豪志衆院議員も姿を見せました。会合は、県連側が5月7日に第5選挙区支部内の代表者ら対して細野議員を5区支部長に選出する案を示したことを受けて開かれました。

富士支部は、細野議員とは長年、議席を奪い合いわだかまりのある関係でしたが、約1時間半にわたって意見を交わして、支部長就任案を了承したということです。

<細野豪志 衆院議員>

「まだ…お話をしたということですので…」

<自民党富士市富士支部 伊藤幸雄副支部長>

「我々が受け入れるにあたって、いろいろな条件の話をした。一つ一つ答えてもらって、これだったら第5区支部長としていいんじゃないかという合意までとりつけた」

Q支部として了承したということか

「そういうこと」

<自民党富士市富士支部 石橋広明副支部長>

「5月25日までに上申書を出さなければならないので、その意思決定はさせていただいた」

5月29日に予定されている自民党県連大会には細野議員が出席予定で、5区の市町にある支部がそれぞれ細野議員の支部長就任案を了承するか注目されています。

© 静岡放送株式会社