ロシア戦闘機墜落、関与を否定 ウクライナ軍

13日、ロシア西部ブリャンスク州で炎に包まれるMi8ヘリコプター(タス=共同)

 【キーウ共同】ロシア西部ブリャンスク州上空付近を飛行していたロシア空軍の戦闘機とヘリコプターの墜落に関し、ウクライナ軍のイグナット報道官は14日、自国軍の関与を否定した。ロシア軍の防空システムが撃墜したとの見方を示した。ウクライナのテレビ番組で述べた。

 ロシア紙コメルサント電子版は13日、ウクライナと国境を接するブリャンスク州でスホイ戦闘機2機とMi8ヘリコプター2機が墜落し、乗員全員が死亡したと伝えた。ウクライナ側による攻撃との見方が出ていた。

 イグナット氏は、墜落したのは戦闘機2機とヘリコプター3機の計5機だとも述べた。

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