5月15日、ハリウッド映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマ曲が、ポップ・インストゥルメンタル・バンドT-SQUAREが手がける新曲『CLIMAX』となることが明らかにされた。同曲は5月31日に発売が予定されているT-SQUAREの新作アルバム『VENTO DE FELICIDADE〜しあわせの風〜』に収録される。
プレイステーション向けソフトウェア『グランツーリスモ』シリーズの実写映画『グランツーリスモ』は、既報のとおり2023年9月に日本公開が予定されている。その映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマ曲を、モータースポーツファンにとってはおなじみのポップ・インストゥルメンタル・バンド、T-SQUAREが手がけることが明らかとなった。
T-SQUAREは前身のTHE SQUARE時代の1987年にアルバム『TRUTH』の表題曲として『TRUTH』を発表。この曲は1987年からフジテレビのF1中継番組『F1グランプリ』のテーマ曲に採用されたことでもおなじみだ。
その後の1997年には、当時T-SQUAREに在籍した安藤まさひろ氏が、プレイステーション用ソフトの初代『グランツーリスモ』のメインテーマとして『MOON OVER THE CASTLE』を提供。その後もシリーズを通じてメインテーマとして親しまれている。
そんななか、2023年9月公開予定の映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマを決するにあたっては、「曲を聴くだけで素晴らしいレースや熱い戦いが心に浮かぶ」という理由からT-SQUAREに白羽の矢が立ち、コースを疾走するエンジン音や風の音が聞こえてくるような新曲『CLIMAX』が生み出されたという。
新曲『CLIMAX』は、5月31日発売のT-SQUAREデビュー45周年企画盤『VENTO DE FELICIDADE〜しあわせの風〜』に収録される。演奏はT-SQUAREの初期、中期、現メンバー参加という豪華特別布陣となるほか、ゲストには世界的ギタリストの渡辺香津美氏も参加しているとのことで、映画の上映とともにこちらも楽しみにしたいところだ。