新緑の通学路、真っ白な夏服で 伝統の制服、夏本番向け衣替え 松蔭中・高 神戸

爽やかな夏服のワンピースで登校する生徒たち=15日午前、神戸市灘区王子町(撮影・風斗雅博)

 伝統的なデザインの制服で知られる松蔭中学・高校(神戸市灘区青谷町3)の生徒が15日、夏本番に向けて夏服に衣替えした。真っ白なワンピース姿で、同級生らと談笑しながら新緑の通学路を登校した。

 同校の制服は牧師の服などがモチーフで、1925年からほぼ変わっていない。今年は夏日が続くことが予想され、例年より1週間早い衣替えとなった。

 衣替え初日の神戸は午前8時で19.9度とやや肌寒く、カーディガンを羽織る生徒も。制服に憧れて入学した中学1年の生徒(12)は「季節感があって、とにかくかわいい。登下校のテンションが上がる」と声を弾ませた。

 神戸地方気象台によると、15日の神戸の最高気温は24度。今週は19日を除き、最高気温が25度以上の夏日が続く見込みという。(末吉佳希)

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