ウクライナ復興へ省庁会議 首相「貢献の柱」

 政府は15日、ロシアによる侵攻が続くウクライナの復興支援に取り組む「ウクライナ経済復興推進準備会議」の初会合を首相官邸で開いた。岸田文雄首相は3月のウクライナ訪問の際、ゼレンスキー大統領から新たな産業振興に向け強く期待されたと説明。「復興は日本ならではの貢献の柱だ」として、地雷除去やインフラ整備を官民連携で推進する考えを示した。

 「復興の成否には、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の未来が懸かっている」とも強調した。

 会議は木原誠二官房副長官が議長を務め、国土交通省や経済産業省などの局長級で構成された。

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