アストロズが終盤に勝ち越しカブスに勝利 鈴木はノーヒットに倒れる

【カブス4-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは4対4の同点で迎えた7回裏にアレックス・ブレグマンの5号2ランで勝ち越しに成功すると、リリーフ陣がカブス打線に反撃を許さず。6対4で3連戦初戦を制して連勝を飾った。アストロズ4番手のラファエル・モンテロが1勝目(3敗)をマークし、6番手のヘクター・ネリスが2セーブ目を記録。カブス4番手のマイケル・フルマーに3敗目(0勝)が記録されている。

アストロズは1回裏にホセ・アブレイユのタイムリー二塁打で先制に成功すると、打線が繋がり5安打で4得点とカブス先発ジェイムソン・タイヨンの立ち上がりを攻める。しかし、4回表に先発のフランバー・バルデスがクリストファー・モレルの4号3ランなどで同点を許すと、アストロズはこの回でバルデスを諦め、試合はリリーフ勝負となった。

この勝負を粘り切ったのはアストロズだった。5回からフィル・メイトン、セス・マルティネス、モンテロの3投手がカブス打線を封じて流れを呼び込むと、ブレグマンの3ランで勝ち越した後はライン・スタネックとネリスの2投手が2イニングで1人の走者も許さず5奪三振と完璧に締めくくった。アストロズはこれで地区単独2位の座をキープ。一方のカブスは3連敗で借金3と苦しい5月の戦いが続いている。

なお、カブスの鈴木誠也は「4番・右翼」でスタメン出場し、空振り三振、ショートゴロ、空振り三振、ショートライナー併殺で4打数ノーヒット。2三振で迎えた第4打席にはいい当たりを放つも相手ショートのジェレミー・ペーニャに好守で阻まれ併殺打に倒れてしまい、チームは直後に勝ち越しを許すなど悔しい試合となってしまった。今季の成績は打率.257、OPS.732となっている。

The post アストロズが終盤に勝ち越しカブスに勝利 鈴木はノーヒットに倒れる first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.