セリエA 第35節 結果まとめ
5月12日から15日にかけて、セリエA第35節の10試合が行われた。
ナポリはアウェイでモンツァと対戦。すでに優勝を決めていることもあって多くの主力を温存してこの試合に挑んだが、なかなか攻撃の形を作れず、前半と後半に1点ずつを奪われて0-2と完敗を喫した。
2位ユヴェントスは下位に沈むクレモネーゼとホームで対戦。前半はスコアレスだったが、後半にニコロ・ファジョーリとグレイソン・ブレーメルがゴールを奪い、2-0で勝利。リーグ戦3連勝とした。
インテルはホームでサッスオーロと対戦。ロメル・ルカクが2ゴール、ラウタロ・マルティネスが1ゴールを奪うなど終始、優勢に試合を進め、4-2で勝利を収めた。
一方、アウェイでスペツィアと対戦したミランは、攻め込みながらもゴールを奪えず、逆に後半に2点を奪われ痛恨の完封負け。スペツィアは降格圏を脱している。
ラツィオはホームでレッチェと対戦。チーロ・インモービレのゴールで先制しながら2点を奪われ敗戦の危機を迎えたが、試合終了間際にセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチが同点ゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。勝ち点を1しか上積みできなかったラツィオは4位に後退し、3ポイントを得たインテルが3位に浮上している。
ローマはボローニャと対戦してスコアレスドロー。アタランタはサレルニターナとのアウェイゲームに0-1で敗れている。ローマが6位に浮上し、アタランタが7位に後退している。
ヴェローナはトリノに0-1で敗れ、降格圏の18位に転落。フィオレンティーナは2-0でウディネーゼに勝利したが、試合後には小競り合いが発生し、両チームの選手にレッドカードが提示される後味の悪い幕切れとなった。サンプドリア vs エンポリは1-1の引き分けに終わっている。
得点ランキングでトップに立つナポリのヴィクター・オシムヘンは今節ノーゴールで得点数は23のまま、インテルのL・マルティネスは1得点を上積みして20ゴールとし、両者の差は「3」となった。
[セリエA第35節 結果]
ラツィオ 2-2 レッチェ
サレルニターナ 1-0 アタランタ
スペツィア 2-0 ミラン
インテル 4-2 サッスオーロ
ヴェローナ 0-1 トリノ
フィオレンティーナ 2-0 ウディネーゼ
モンツァ 2-0 ナポリ
ボローニャ 0-0 ローマ(試合ハイライトはこちら)
ユヴェントス 2-0 クレモネーゼ(試合ハイライトはこちら)
サンプドリア 1-1 エンポリ