「大自然ある北の首都」 札幌市まちづくりプラン 観光分野で法人新設も 秋元市長に検討委が答申書

札幌市が「世界から選ばれる持続可能な観光地」を目指すためのまちづくりプラン検討委員会はきょう、秋元市長に答申書を提出しました。観光に関する学識経験者らによる検討委員会は昨年度までの10年間で期間を終えた従来の観光まちづくりプランに変わる新たなプランの検討を去年から進めていました。答申書では「大自然とともにある北の首都」とビジョンを掲げ、観光客だけでなく事業者や市民も満足できる観光を目指すことや、雪国の特徴を生かした取り組みの推進などを盛り込みました。遠藤委員長「観光産業があって、札幌市もいろいろな面でいい循環を持てる。(市民には)観光に対しての理解もそうだし応援もぜひ(お願いしたい)」。また、旅行者の多様化するニーズに対応するため、観光地域づくり法人を設立することなど、市の体制強化に向けた提言もしました。これを受けて、市は今年度中に実際のプランを策定する方針です。

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