メロンの生産が県内一盛んな真岡市で、収穫が本格化している。
同市清水、農業大島克弘(おおしまかつひろ)さん(66)方では、赤い果肉で深みのある甘みが特徴の「クインシーメロン」など3品種を、22棟のハウス約57アールで栽培する。夏日となった16日は、はさみで一つ一つ丁寧に茎から実を切り取り、汗を流しながら約250個を収穫した。
大島さんは「早く作付けした品種は出来が良い。暑い日が続けば、どんどん甘くなる」と期待した。
JAはが野によると、メロン部会の会員は12軒。今年は4月下旬から6月下旬までに約5トンの収量を見込んでおり、主に管内の4カ所の直売所で販売している。