ミラン指揮官、CLファイナルに届かず…「失望するのは当然」

写真:Getty Images

ミランのステファノ・ピオリ監督が肩を落とした。

16季ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)でファイナル進出を目指したミラン。ただ、準決勝では同じくミラノの街に拠点を置く宿敵のインテルが相手となり、1stレグに続いて、リターンレグも敗れ、合計スコア0-3で涙をのんだ。

『UEFA.com』によると、2試合を通じて無得点に封じ込められ、優勝した2006-07シーズン以来のファイナル行きとならなかったミラン指揮官はイタリア『スカイ』で悔しさを口にしている。

「ファイナルに勝ち進みたかった。そこに到達できず、明らかに残念だ。このシーズンからかなりのものを学んだ。昨季のリーグ戦を最年少で制した事実を見れば、このチームの歩みを否定的に判断などできない。今季のCLは素晴らしいものだったが、インテルとの準決勝に敗れ、失望するのは当然だ」

CL制覇の夢がここで潰えたミランは今後、セリエAに集中へ。残り3試合の現在は5位につけ、来季のCL出場圏内である4位のラツィオを4ポイント差で追いかけている。

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