横断歩道、正しく渡ろうね 県オールトヨタが交通安全絵本を贈呈

県交通安全協会の城島訓浩会長(右)に絵本を贈呈したトヨタカローラ佐賀の前田賢司専務=佐賀市の同協会

 佐賀県内のトヨタ関連会社5社でつくる佐賀県オールトヨタは、交通安全をテーマにした幼児向けの絵本約2万4千冊を、県交通安全協会や県内の保育園、こども園などに贈った。子どもの飛び出し事故の危険性を伝える内容で、「親子で手に取って」と呼びかけている。

 絵本の贈呈は1969年から実施している。小学校入学前に横断歩道の正しい渡り方を練習してもらうのが狙いで、子どもの目線に立って注意点を解説している。

 11日にトヨタカローラ佐賀の前田賢司専務が佐賀市の県交通安全協会を訪ね、「車を扱う職種として、事故撲滅に向けて役立つことができれば」とあいさつした。絵本を受け取った同協会の城島訓浩会長は「親子で絵本を見ながら、交通安全につなげてもらいたい」と語った。 (中島幸毅)

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