このままじゃヤバイ。『プレミアリーグで崖っぷち』のスター選手5名

5月29日に2022-23シーズンの最終節を迎えるイングランド・プレミアリーグ。今季も非常に面白い戦いが繰り広げられてきた。

今回は『footballtransfers』から「プレミアリーグのクライマックスを自分の未来のために戦わなければならない5名のスター選手」をご紹介する。

ハリー・マグワイア

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

2019年にレスター・シティから多額の移籍金で買われたマグワイア。「世界最高額のディフェンダー」となったものの、過去ニ年間のマンチェスター・ユナイテッドでのプレーはミスが多く、ラファエル・ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ヴィクター・リンデレフ、そして本来SBのルーク・ショウにも上回られてしまった。

エリック・テン・ハフ監督が就任した今シーズンはわずか7試合しか先発出場しておらず、そのうち2試合は8月のものだ。この最後の半月で先発に戻らないかぎり、放出される可能性は高いだろう。

ジェイドン・サンチョ

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

同じマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョも、今シーズンの終了までに力を証明しなければならない選手の1人だ。2021年にドルトムントからとてつもない移籍金で獲得されたものの、ブンデスリーガで見せたような輝かしいフォームを再現できない時間が続いている。

18ヶ月に渡る奮闘の末に、マーカス・ラッシュフォード、アントニー、アレハンドロ・ガルナチョにも序列で上回られている。今年はじめには少し復調の兆しを見せたものの、それもあまり長くは続かなかった。マンチェスター・ユナイテッドで来季戦力になれるのかどうか、サンチョは今のうちにアピールをしなければいけない。

メイソン・マウント

クラブ:チェルシー

新たな契約に関する交渉の進展が見られないことから、メイソン・マウントはチェルシーを退団する可能性が高まっている。契約自体は今季限りとなっており、それを延長するための動きが具体的なものになっていないのだ。

マウントはチェルシーに残りたい、チェルシーは彼に残ってほしいが、給与の食い違いや保有選手の多さ、来季の予算が問題になっているという。マウントは「高い給与を支払うべき存在だ」と今シーズンの残りで証明しなければ、このままフリーエージェントにならざるを得ない状況である。

アラン・サン=マクシマン

クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド

2019年にニューカッスル・ユナイテッドへと加入したフランス人アタッカーのサン=マクシマン。その魅惑的なドリブルはプレミアリーグでも屈指のものであり、ファンを喜ばせる存在となった。

しかしそれからしばらくして、今季は負傷や調子の低下によってチーム内での地位を失いかけている。シーズン終了までの間に調子を上げてニューカッスル・ユナイテッドでの重要性を示さなければ、クラブとしても高く売れる彼の売却に動く可能性は高いだろう。

キーラン・ティアニー

クラブ:アーセナル

昨年夏にマンチェスター・シティから加入したオレクサンドル・ジンチェンコはミケル・アルテタ監督のお気に入りであり、左サイドバックのポジションを任されている。そして一方、キーラン・ティアニーの立場は非常に危うくなっている。

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2019年にセルティックから加入し、最初の2シーズンは中心選手だった。しかし負傷や新加入選手の影響力により、彼はなかなか出場時間を得られなくなっている。今季終了までに何らかのブレイクスルーがなければ、夏にはアーセナルを離れる運命になるだろう。

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