【速報】君津の中学事務職員 1289万円着服で免職 教材費や旅行積立金「借金返済に」 千葉県教委

千葉県庁

 生徒の教材費や旅行積立金計約1289万円を着服したとして、千葉県教委は17日、君津市立周西南中学校の事務職員、川口晶子主査(49)を免職の懲戒処分とした。

 県教委によると、主査は2017年3月22日~今年3月22日まで、保護者から学校徴収金が入金された銀行口座から、教材費や旅行積立金の口座に振り替える際、不正に現金を引き出し、計約1289万円を着服した。

 主査は14年度から同校に勤務し、1人で口座管理を担当していた。事実関係を認め「借金の返済に充てた。生活が苦しかった」と説明している。主査は異動予定となり、異動後に着服が判明すると思い、3月22日に自ら校長に着服していたことを申し出た。

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