患者を蹴ったり叩いたり…不適切行為発覚の沼津の精神科病院 県に改善計画書提出=静岡

静岡県沼津市の精神科病院で起きた職員による入院患者への虐待問題をめぐり、病院側が5月17日夕方、県に改善計画書を提出したことが分かりました。

沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」では、2022年9月、男性看護師が車いすの患者を転倒させ足で蹴ったことや准看護師の男性が個室で患者の顔を叩いたり足を蹴ったりしたことが明らかになっています。

県はこれらの暴行が精神保健福祉法に違反すると認定し、病院側に改善計画書の提出を求めていました。

県によりますと、17日午後5時頃、病院側からメールで改善計画書が届いたということです。県は改善計画書に原因の検証や再発防止策などが示されているかを確認した上で病院内を視察し、直接、病院側の話を聞く方針です。

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