神戸の街一望、アウトドア初心者も本格料理楽しめる! 六甲山に体験型グランピング施設、19日オープン

コテージの「ハンモックテラス」から神戸の市街地が一望できる=17日午後、神戸市灘区六甲山町、ネイチャーライブ六甲(撮影・三浦拓也)

 六甲山で地元産の食材を自分の手で調理して味わえるグランピング施設「ネイチャーライブ六甲」(神戸市灘区)が17日、開業を前に報道陣向けに公開された。アウトドア初心者でも楽しめる体験型施設で、19日にオープンする。

 施設は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を再建した森岡毅氏が代表を務めるマーケティング会社「刀」の子会社が、企業の保養所跡約2500平方メートルを借りて運営する。

 三角屋根の木造2階建てコテージ(延べ床面積67~73平方メートル)が5棟あり、1棟に4~6人が泊まれる。二つあるテラスのうち一つはハンモックになっており、神戸の街を一望できる。もう1カ所にはグリルが備えられ、スタッフのサポートを受けて調理する。

 地元産マッシュルーム「六甲シャンピニオン」を使った前菜や神戸牛の塊のステーキなど本格的なアウトドア料理を自ら作って楽しむ。まき割りや木の上でのピクニックも体験できる。

 森岡氏は「プロ並みの料理ができる食体験を核に、地域の魅力を発信する。全国につくっていきたい」と話した。1泊2食付きで1人4万円から(1室大人2人で利用時)。ネイチャーライブのウェブサイトで予約する。(塩津あかね)

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