パリで行われるパラ陸上の世界選手権（7月8～17日）代表の小野寺萌恵（もえ）さん（19）＝紫波町日詰＝が16日、花巻市役所を訪れ、同市で練習を重ねてつかんだ世界の舞台での活躍を誓った。
小野寺さんと母尚子さん（50）らが市役所を訪問。同市の陸上競技場や富士大スポーツセンターなどで練習する小野寺さんは「花巻で力を付けたおかげで代表になれた。本番では4位内に入り、来年のパラ五輪代表になりたい」と抱負を語った。
小野寺さんは4月29、30日に神戸市で開かれた日本選手権女子100、400、800メートル（脳性まひT34＝車いす使用）で3冠を達成。同選手権を含む大会で、派遣標準記録を突破していることから代表に選ばれた。初出場となる世界選手権では100、800メートルに出場する。
