青森県内アイス日和 8地点で夏日、今年最高気温は14地点 17日

涼を求めてアイスを買う子ども=17日午後、五所川原市の菊ケ丘運動公園

 17日の青森県内は、23観測地点のうち8地点で最高気温が25度以上の夏日となり、29.8度を記録した三戸など14地点で今年最高となった。日本の南にある高気圧が本州付近を覆ったためで、18日も各地で晴れる見込み。青森地方気象台は、日中の最高気温が青森、弘前、八戸で30度になると予想している。

 三戸以外の17日の各地の最高気温は、五所川原28.0度、鯵ケ沢27.8度、弘前27.6度、十和田27.0度、黒石26.6度など。

 このうち五所川原市は午前中から気温が上がり、夏を思わせる陽気となった。憩いの場である菊ケ丘運動公園では、半袖姿でテニスを楽しむ人や、日よけの帽子をしっかりかぶって遊ぶ子どもの姿が見られた。母親と来ていた同市の一戸凜ちゃん(2)は、買ってもらったアイスを頬張り「おいしい」と笑顔を見せつつ、「滑り台が熱い」と話し、暑さを感じていた。

 一方、三戸町の隣の南部町にある長谷ぼたん園は花真っ盛り。来園者は木陰やあずまやに入ったり、受付で借りた日傘を差したりして強い日差しを避けながら、花をめでていた。

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