17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のセカンドレグで、レアル・マドリーを4-0と撃破したマンチェスター・シティ。
前半のうちにベルナルド・シウヴァが2ゴールを決めて大きなリードを奪うと、さらに後半にはオウンゴールでさらに追加点。
ほぼ試合が決まった状況で迎えた後半アディショナルタイムにもフリアン・アルバレスが追加点を決め、最終的には4-0という大差の結果となった。
レアル・マドリーの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウで戦ったファーストレグでは1-1と引き分けていたマンチェスター・シティであるが、2試合合計では5-1と完勝。決勝戦へと駒を進めることになった。
決勝戦は日本時間の6月11日、午前4時からキックオフされる予定となっている。会場はトルコのアタテュルク・オリンピヤット・スタジアムだ。
その相手となるのはACミランを撃破したインテル。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「人々は我々が優勝候補だと言うだろうが、我々はいまのところチェルシー戦、FAカップ決勝に向けて準備をしている」と話したとのこと。
そしてジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合後の記者会見で守備的MFとしてプレーしているスペイン代表選手ロドリを称賛したそうだ。
ジョゼップ・グアルディオラ
「昨年はとても大変だった。あの痛みを一年間抱えたままプレーし、そして今日はそのすべてをエネルギーにした。素晴らしいパワーを持っていた。このような試合では非常に激しい気持ちを持ってプレーしなければならないものだ。
ファーストレグではインサイドの選手をやや後ろに置くことにしたが、今回はかなり前に配置した。なので我々はより流動的に攻撃するためのスペースを見出すことができた。
ロドリにとっては素晴らしい一年だった。彼なしでは、我々マンチェスター・シティはここにいなかっただろう。
誰もがアーリング・ハーランドのことを話題にしているが、ロドリなしではその成功も不可能だった。
ロドリはその継続性によって我々の最高のミッドフィルダーになった。一年を通じて彼は素晴らしい成績を残した」
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マンチェスター・シティではアーリング・ハーランドやケヴィン・デ・ブライネなどが大きな話題になりがちだが、グアルディオラ監督は中盤の要となっているロドリのプレーを称賛したかったようだ。