【速報】市原など7地域に光化学スモッグ注意報 千葉県内、23年度初

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 千葉県は18日、市原地域(市原市、袖ケ浦市)など県内12地域のうち、7カ所で光化学スモッグ注意報を発令した。本年度初で、昨年度より41日早い発令。県大気保全課によると、午後5時20分までに全7地域で解除し、健康被害はなかった。

 発令した地域は▽野田▽東葛▽葛南▽千葉▽市原▽君津▽印西―で、県北西部から君津地域まで、広範囲に及んだ。

 同課によると、気温が高く風が弱いため大気汚染物質が滞留しやすい気象条件になり「光化学オキシダント濃度が0.12ppm以上となる状態が継続する」と判断した。

 発令に合わせ、県は屋外での活動や激しい運動を避けるとともに、不要な自動車の使用を控えるよう呼びかけ。市原地域の工場等に対しては、ばい煙量等の削減を求めた。

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