オシムヘンとの契約更新を目論むナポリ会長、最大の目的は約233億円のリリース条項設定か

写真:Getty Images

ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)との契約更新を画策しているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が報じている。

シーズン序盤からセリエA首位を独走し、4日の第33節ウディネーゼ戦で33年ぶりのリーグ優勝を決めたナポリ。その中心には23ゴールで得点ランキング首位に立っているオシムヘンがいた。

オシムヘンには数々のビッグクラブが目をつけており、バイエルンやチェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルなどの名前が移籍先候補として挙がっている。

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は各メディアでオシムヘンの売却を否定しているが、同メディアによると、売却を認める場合は1億6000万ユーロ(約238億円)の移籍金を要求するようだ。

さらに、リーグ戦が終了した後の6月初旬にはオシムヘンの代理人と会談するつもりとのこと。目的は許容できるオファーが届かない場合に備えた契約の更新。デ・ラウレンティス会長はもう2シーズンの契約延長(現契約は2025年まで)、サラリーの増額(現在は450万ユーロ/約6.7億円)を考えているというが、最大の焦点は1億5000万ユーロ(約233億円)のリリース条項を盛り込むことにあるようだ。

この契約更新が実現すれば、少なくとももう1年はナポリでプレーするオシムヘンが見られる見込みだという。ナポリは頼れるエースとセリエA連覇を目指すことができるのか。

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