サッカー女子・INAC神戸、GK武仲が今季限りで引退 「力になれないと思い決断」

武仲麗依(INAC神戸レオネッサ提供)

 サッカー女子、WEリーグのINAC神戸は18日、GK武仲麗依(31)が今季限りで引退すると発表した。28日にノエビアスタジアム神戸であるホーム最終戦で、引退セレモニーを行う。

 兵庫県稲美町出身の武仲は、日ノ本高から2011年にINAC神戸に加入。仙台移籍を経て16年に復帰した。12年のU-20(20歳以下)ワールドカップ代表に選ばれたほか、出場歴はないが日本代表「なでしこジャパン」にも選出された。

 ここ数年は出場機会が減少。武仲は「これ以上チームにいても力になれないと思い決断した」と明かし、「リーグ戦が残り4試合あるのでチームのためにやりきります」などとコメントした。(今福寛子)

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