「全ての記録を打ち破る」怪物ハーランドを代理人がベタ褒め「同世代ができること全てをやり尽くした」

写真:Getty Images

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを代理人がベタ褒めしている。

言わずと知れた怪物ハーランド。加入1年目のシティですでにプレミアリーグ歴代最多となる36ゴールを叩き出し、公式戦全体では49試合で52ゴールを記録している。また、22歳にしてクラブキャリアで積み上げたゴール数は「187」に及ぶ。

そんなハーランドの代理人を務めるのは、悪名高い故ミーノ・ライオラ氏の死後にその職務を引き継いだブラジル人弁護士、ラファエラ・ピメンタ女史。スペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューで、ハーランドをこれでもかと褒めちぎった。

「彼自身が望みさえすれば、彼はどこでだってプレーできるわ。これまで見たことのないレベルの選手よ。クオリティとシティに来てからの進化は印象的だけど、新しいクラブ、新しい街、新しいコーチ…適応能力が優れていることを忘れてはいけないわ。まるで何年もそこにいるかのようね」

「適応とは大きな安心感を得られるもの。前へ進みたいなら、適応は不可欠ね。現在の彼は公私ともにとても落ち着いていて、適切なチーム、適切なコーチのもとにいる。ブラジルには『限界は空にある』という言葉があるわ。彼はこれから全ての記録を打ち破っていくはずよ」

また、バルセロナ出身だというインタビュアーから、ハーランドがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを超える選手になれるかという質問を受けると、繰り返される正解のないテーマに飽々としている様子を見せた。

「余計なプレッシャーは必要ないの。メッシは自らの手で道を切り拓いたし、ハーランドだって同じよ。私たちは彼らが選手キャリアを終えたときに、どんな功績を残してきたか、どこまで到達したのかといった部分を見つめればいい」

一方で、ハーランドには同世代のライバルはいないとも語る。

「ペレの時代には、サッカー選手が40歳まで現役を続けることが当たり前になるなんて思いもよらなかった。異なる時代の選手を比較することはナンセンスかもしれないけど、ハーランドは同世代の選手ができること全てをやり尽くしてるでしょ。トップに君臨し続けるんじゃないかしら」

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