児相内で保護児童がわいせつ行為 被害生徒側、県を提訴 「監督義務怠った」

宇都宮地裁

 宇都宮市内の県中央児童相談所(児相)で2019年3月、一時保護されていた女子中学生が施設内で男児からわいせつな行為をされたのは、児相が監督する義務を怠ったためだとして、女子中学生側が児相を所管する県に慰謝料など330万円を求める訴えを宇都宮地裁に起こしていたことが18日、分かった。提訴は21年12月22日付。係争中で、県は請求棄却を求めている。

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