中国・上海汽車集団(SAIC)傘下の英系MGモーター・インドネシアは17日、首都ジャカルタで開幕した電気自動車(EV)の展示・販売会「Periklindo電気自動車ショー(PEVS)2023」でクロスオーバータイプのEV「MG4 EV」の事前予約台数が1,200台に達したと明らかにした。
2月中旬から事前予約を受け付けていた。予約者の多くがミレニアル世代(1981~90年代半ば生まれ)という。7月から段階的に納車を開始する予定で、車両はタイから完成車(CBU)を輸入する。
MG4 EVには、車両電源を外部電源として活用する「VtoL」機能が装備されている。外部電源の電力は2.2キロワット。PEVS2023の会場では、外部電源を利用して実際にベースギターを演奏してみせた。