きょう19日(金)は低気圧や前線などの影響で全国的に雨で、雷を伴う所もありそうだ。局地的には激しい雷雨になるおそれがあるため、土砂災害などに注意が必要となる。
また、広く天気が崩れる分、気温はきのうより大幅に下がる所があり、極端な暑さは収まりそうだ。
■大気不安定 激しい雷雨も
午前5時現在、西日本や東日本を中心にまとまった雨雲がかかっている。
九州北部や中国、四国では昼過ぎまで、近畿は夕方ごろまで雨が続きそうだ。東海や関東の雨は午後ほど本降りとなり、雨脚の強まる時間もある見込み。
きょうは特に西日本や東日本の太平洋側を中心に局地的には雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要だ。
東北も午後は雨の範囲が広がるため、出かける時に雨が降っていなくても雨具が必要となる。
■気温ダウン 激しい寒暖差に注意
きのうは全国の6地点で35℃以上の猛暑日になるなど、東日本や北日本を中心に真夏のような暑さとなったが、この極端な暑さは収まる見通し。最高気温は全国的にきのうより低い所がほとんどで、10℃以上下がる所もありそうだ。
日ごとの寒暖差が大きくなっているため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
（気象予報士・多胡安那)
