「浜岡の風を読んで上位、そして優勝を」ルーキー髙橋しずくが“難コース”に挑む ユピテル・静岡新聞SBSレディース注目選手①

レギュラーツアーへの登竜門・JLPGAステップ・アップ・ツアー。静岡県御前崎市の静岡カントリー浜岡コースで6月16日に開幕する「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」は2023年で8年目を迎えました。出場が予定される注目の静岡県勢のひとりが2022年のプロテストに合格したルーキー・髙橋しずく選手(22)です。

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期待がかかるルーキー・髙橋しずく選手

髙橋しずく選手は現在、富士山の麓・静岡県富士宮市の朝霧カントリークラブに所属しています。2022年、プロテストに合格。過去には静岡県の女子、アマチュアナンバー1にも輝いた実績を持つ期待のルーキーです。

神奈川県出身の髙橋選手はゴルフを5歳ではじめ、中学時代から富士宮市のゴルフクラブでレッスンを受けるようになり、高校卒業後は富士宮市で生活。いまでは、すっかり静岡県民です。

<髙橋しずく選手>

「富士山が見える静岡は環境がよくて好き」

そんな髙橋選手が得意とするのがパットです。取材したこの日は、4度のバーディトライで、3つを決め、成功率の高さが光りました。その練習方法は意外にも短い距離の反復でした。

<髙橋しずく選手>

「60㎝をひたすらやる。いくらラインが読めたって、思ったところに出せないと入らないので、ひたすら思ったところに出せるように練習しています」

得意のパットを生かすためにも、ショットの精度を高め、プロの間でも難コースとされる“浜岡攻略”に意気込みます。

<髙橋しずく選手>

「(浜岡は)風が強い。なので風の読みがしっかりできること。プロになってステップアップツアーに3試合出場したが一度も予選通過していない。予選通過、というより上位、優勝を狙って頑張りたいです」

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