鳥栖市、博多大丸と「九州探検隊」 産品販促目指し連携協定

連携協定を結んだ鳥栖市の向門慶人市長(右から2人目)と博多大丸の髙田徹取締役(同3人目)=鳥栖市役所

 鳥栖市は、福岡市の百貨店「博多大丸」が九州各市にある魅力ある商品などの情報発信や販売に協力する「九州探検隊」事業に賛同し、連携協定を結んだ。今後、博多大丸の商品担当者らと連携して同店の売り場や催場、専用サイトなどを生かした産品のPRや販売促進を図っていく。

 九州・沖縄119市のうち鳥栖市との連携は105市目で、県内は全ての市が連携を終えたことになる。

 九州探検隊のアンバサダー認定式では、博多大丸の髙田徹取締役と向門慶人市長が認定証に署名した。髙田取締役は「仕入れ担当者も見つけられないようなモノ、コト、文化の発信ができれば」とあいさつ。向門市長は「鳥栖市も特産品や名産品があり、魅力をしっかりPRしていかなければならない」と話し、「これからは地方も選ばれる時代。福岡の皆さんに移住政策も含めて発信をしていきたい」と今後の連携に期待した。(樋渡光憲)

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