J.バルヴィン、ワイスピ最新作に新曲「Toretto」提供 MVにヴィン・ディーゼル出演

J.バルヴィンが、映画『ワイルド・スピード』シリーズ10作目となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のサウンドトラックに提供した「Toretto」のミュージック・ビデオを公開した。

シリーズの歴史、そして車、スピード、家族の絆への愛に敬意を表した約3分のMVは、J.バルヴィンが、かすれた深い声の男性から車のキーを受け取るシーンから始まる。男性の姿は見えないが、シリーズのファンなら声の持ち主がヴィン・ディーゼルだとすぐにわかるだろう。バルヴィンが「僕の運転をお見せしましょう」と声の持ち主に伝えると、男性は「くれぐれもシートベルトを締めろよ」と返答。「見てろよ」と車に乗り込んだバルヴィンが、ド派手な運転を披露して最後に降車するとそこにはヴィン・ディーゼルの姿があり、バルヴィンが「うまいって言いましたよね」と伝えると、感心した様子のディーゼルは「悪くないな!」と答えている。

プレス・リリースによると、22年間続く映画『ワイルド・スピード』シリーズで、ディーゼルが関連楽曲のミュージック・ビデオに出演するのは今回が初めてだそうだ。

バルヴィンによるアップテンポなナンバーは、5月19日に公開されるシリーズ10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』と同時にリリースされるサウンドトラックに収録されている。今作には、マリア・ベセラ、マイク・タワーズ、ルジミーラ、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン、BTSのJIMIN、コダック・ブラック、NLE・チョッパーなども参加している。

米ビルボード・ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”のTOP10に35曲を送り込んでいるJ.バルヴィンは、先日ロック・ネイションと契約し、ジェイ・ブラウンとクリス・ナイトが直接マネージメントすることが発表されたばかりだ。今年の夏には、6月24日に仏パリで開催される音楽フェスティバル【Solydays】でのパフォーマンスを皮切りに、フェスティバル日程を中心としたヨーロッパ・ツアーを行う予定だ。

© 株式会社阪神コンテンツリンク