G7首脳の歴史的な集合写真 建設中のサカスタもクレーン折り畳み協力 広島

19日、G7広島サミット参加の各国首脳が広島市中区の平和公園を訪れました。原爆慰霊碑を背景に撮影された集合写真は歴史的な意味を持ちます。

近くのサッカースタジアム建設現場では18日、工事用の大型クレーンが折り畳まれました。

大成建設などでつくる共同企業体(JV)によりますと、18日午後からスタジアムの建設現場に8基ある大型クレーンは折り畳まれました。大型クレーンは去年2月のスタジアム本体工事の着手以降、現場で建設資材を釣り上げるのに使われているということです。

G7広島サミットで各国首脳は、平和公園で集合写真を撮影をする予定があったことから、クレーンの一部が背景に映り込むことのないよう、折りたたむことを決めたということです。

サッカースタジアムは平和公園から北におよそ1キロの場所に建設中で、来年2月に開業する予定です。

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