『ガーディアンズ―』出演の30歳俳優 “死との闘い”を告白 運動が効果、人生の新しい章を待ち望む

俳優ウィル・ポールター(30)が、自身の精神的な闘いを赤裸々に告白した。マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が公開中のウィルは、うつや不安症に苦しむ中で自ら命を断つことも脳裏をよぎっていたという。

ウィルはハンガー誌に、こう話している。「役と役の間で、自分自身に向き合い、自らを知り、インナーチャイルドと友達になり、自分を嫌わないようにすることを遅らせていたんだ」「実際にすごく1人ぼっちだと感じたよ。自殺が脳裏をよぎったり、うつと不安症に対処しながらね」

そんなウィルは今月、メンタルヘルスの向上には運動が一番効果があったとして、GQハイプ誌にこう語っていた。「僕が精神的に不健康な状態にある時、これらのこととどう付き合うかって?体を動かすことが、何よりも僕を維持してくれた」「僕の長年のエージェント、僕が16歳の時から一緒のクリスチャン(ホデル)のおかげで、僕は長い間肉体的にアクティブだよ」

「僕が精神的に辛い時を過ごしていたら『ジムに行け』って言われたんだ。僕は『筋肉をつけることでメンタル面が良くなるとは思わないけど』って感じだったんだけど、彼は『違う。素晴らしい気分になる』って」「彼は10年前から、これを言い続けてくれた。それは本当に僕の人生を変えてくれたよ」

そして30歳を迎えた今、人生の新しい章を楽しみにしているという。「とても長い間、30歳以降の人生に、もやがかかっていた。僕は成熟さに欠けているのか?何だかの理由で実は30歳を経験しないんじゃないか?って考えたから恐ろしかったよ。そしてそれが実際に訪れた時は、なんだかナイスだった」「誰かが、それは新しい章の始まりだって売り込んできたんだ。正直言うと、メンタルヘルスで辛い思いをしていたことが、そのもやの原因の1つだったんだと思う」「もう少しただ人生を楽しむことができる方法で僕のメンタルヘルスを管理しようとやる気満々さ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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