茨城・潮来 あやめまつり開幕

雨に濡れて咲くハナショウブ=潮来市あやめ

500種100万株と言われるハナショウブが咲き誇る茨城県潮来市の初夏の風物詩「水郷潮来あやめまつり」が19日、開幕した。市観光商工課によると、今年は開花が早く、今月末から6月上旬にかけて見頃を迎えるという。同まつりは6月18日まで。

開会式が同日、同市あやめの水郷潮来あやめ園で開かれ、関係者ら約100人が出席し、多くの観光客の来場に期待を込めた。大会長の原浩道市長は「新型コロナウイルスの5類移行で新たな日常が動き出した。このまつりを契機として、より一層の観光推進、地域活性化に努めたい」とあいさつした。

期間中の水、土、日曜日には嫁入り舟が運航される。27日から6月18日までの土、日曜日には、水郷佐原あやめパーク(千葉県香取市扇島)までの無料シャトルバスが運行される。

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