青森市長選に関県議が出馬検討 週明けにも最終判断か

 28日告示、6月4日投開票の青森市長選に、関良県議(65)=青森市区、無所属、4期=が無所属での出馬を検討していることが19日、分かった。週明けにも最終判断するとみられる。関氏は同日の東奥日報社取材に対し「前向きに出馬を検討している。詳細は近々明らかにしたいと思っている」と述べた。

 関係者によると、後援会関係者と協議の上、最終的に出馬するかどうか決める見通しで、県議は近く辞職する方向。人口減少、物価高、少子化などの問題に市民目線で取り組む意欲を見せている。

 関氏は青森市出身、青森商業高卒。2002年の青森市議選で初当選。2期目途中で辞職し、09年の青森市長選に出馬したが敗れた。その後、11年の県議選青森市区で初当選し、今年4月の県議選で4選を果たした。社会福祉法人ゆきわり会の理事長を務めている。

 市長選を巡っては、青森商工会議所副会頭の西秀記氏(59)、不動産会社役員の野崎小三郎氏(44)、市民団体「市民連合あおもり」共同代表の大竹進氏(72)が出馬を表明している。

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